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山口雅也 「play」 [本]

 だいぶ以前のエントリーですが、故 鮎川哲也大先生が推薦していた山口雅也です。
(昨年9月10日のエントリーは、こちら

何回か図書館から借りてきて、読みきれずに返却していました。「play」という作品です。
やっと読めました。でも山口雅也の初めて読む作品としては間違えちゃったみたい。

PLAY  プレイ 

 






短編集です。これ読んで結構面白かったのですが、これが本当の山口雅也かどうか?
四つの短編から出来ています。
目次です、
・ぬいのファミリー・・・・・・・・・・ぬいぐるみ
・蛇と梯子・・・・・・・・・・・・・・・・ボード・ゲーム
・黄昏時に鬼たちは・・・・・・・・隠れ鬼
・ゲームの終り/始まり・・・・テレビ・ゲーム
点線の後の言葉がまさに内容を表しています。

感じたこと(点線の後の言葉で言いますね)
・ぬいぐるみ→これってホラー?
・ボード・ゲーム→これは面白い。どっかで見た風景(既視感と言うのだそうです)
・隠れ鬼→意外性。最後に「えっ」と言わせます。
・テレビ・ゲーム→現実と仮想の世界の混ざり合い。

最初は、え~と思いましたが、結構面白く読んでしまいました。
よく考えられたアイデアが面白い!
でもやはりミステリを読まないと失礼ですよね。


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