”チェロアンサンブルの夕べ”行って来ました。 [音楽]
”チェロアンサンブルの夕べ”に行って来ました。
台風近づいているあいにくの天気でした。
お馴染みのルーテル市ヶ谷センター。
室内楽の演奏会にはいいホールですね。響きがとてもいいです。
当日は台風のこともあり心配しましたが、なんと満席でした。
会場は熱気に包まれています。
このホールはステージが低く、観客との高さが同じです。
8本のチェロは半円形に並びます。
前半は、クレンゲル、ゴルターマン、ポッパーの自身もチェロ演奏家であった作曲家の作品です。
クレンゲルの「讃歌」はチェロの魅力を引き出したとても好きな曲です。
後半は有名曲をチェロアンサンブル用に編曲したものです。
今回の演奏会は、チェロは4本、6本、8本といろんな編成で聞かせてくれます。
演奏家も場所を曲の度に変えて楽しませてくれます。
最後の曲は超有名なバッハの無伴奏ヴァイオリンのための「シャコンヌ」。
4声を2本づつのチェロで演奏します。
これは非常に緊張感のあるいい演奏でした。
会場の中がピーンとした空気になります。
演奏終了直後に大きな拍手が湧き上がります。
演奏家の方もヤッタァという表情です。
さて終わりかと思いきやアンコールを演奏してくれました。
スコット・ジョプリンのラグタイム。
リラックスした気分にさせてくれます。
前のバッハの演奏の緊張から解放してくれます。
更にもう一曲アンコールです。
チェロのコンサートと言えば、この曲が聞きたいですよね。
そうです、ピアソラのリベルタンゴ!
テクニックを披露する曲ですで全員大張り切り。
演奏後の盛り上がりも大変でした。
とってもいい演奏会でした。チェロの響きを満喫、それも合奏の音で。
では次回は22日の弦楽六重奏のコンサートです。
こちらも六重奏の珍しい響きが楽しめそうです。
> e-g-g さん
nice ! ありがとうございます。
by daland (2011-09-07 16:51)