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お正月に「第九」 [音楽]

毎年、年末には高齢の(あっと恒例です)「第九」のCDをどれか聞いています。
これといった理由はないのですが、やはり世の中が大工(じゃない第九です)一色ですからね。
昨年末には聴くことが出来なかったので、年明けに聴くことに。(もうお正月は明けてしまいましたが。

私は全集好きで、ベートーベンの全集は大体CD
5枚で納まりますので、まぁよく集めました。

という訳で、「第九」はかなりありますが、今回は12月1日にちょこっとご紹介したヨッフムのCDを聴くことに。
ヨッフムの全集としては、多分最初のものではないでしょうか?(でもヨッフムは芸暦が長いので判りませんが
...)
今回の全集は、ベルリンPOとバイエルン放送響でモノラルとステレオが混じったものです。



第九は、バイエルン放送響の1952年12月のモノラル録音です。
このオケは終戦後、駐留軍から許可をもらってヨッフムが放送局オケとして設立したとか。
演奏は、とにかく熱い!音がかたまって迫ってきます。みんながヨッフムの指揮の下で必死になって音楽をしています。この圧倒的な迫力は凄い。
同じような時期、1951年にフルヴェン/バイロイト祝祭管であの伝説の「第九」が録音されましたが、これを超えてます。(フルヴェンのCDって全然持ってません)

この後の、コンセルトヘボウ管、これは録音がなぜかいまいち。
晩年のロンドン響とのもなぜか録音がよくない、録音に恵まれてません。
こうなりぁ、録音を度外視すれば、今回のモノラル録音で十分かと。

この頃のヨッフムの録音として懐かしいものがあります。
モーツァルトの交響曲、36番、33番、39番、オケはバイエルン放送響です。
1954年~1955年の録音で、もちろんモノラル。



この録音、私が始めてモーツァルトの36番、39番のレコードでした。(33番は入ってませんでした)
当時は、「ヘリオドール」というグラモフォン系列の廉価版で出てました。(ジャケットは違います)
この36番、39番はとっても素晴らしい演奏で、軽いリズムがなんとも言えず、いかにもモーツァルトという感じがしました。
当時、どこかでモーツァルトの音楽を「軽き足取りにて来るもの」と評した文章を読み納得したものです。
ただ36番と39番がごっちゃになっていまい、今でも間違えます。

この「ヘリオドール」レーベルでフリッチャイのベートーベンの交響曲、モーツァルトの交響曲、オペラ等本当に良く聴きました。(まさにレコードが磨り減るように聴きました)
懐かしいですね。


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