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怪しいCD 其の三の2 [音楽]

怪しいCDの最終回です。まぁ変なタイトルになってしまいました。
前回に続いてドキュメント・レーベルです。
ドキュメントは最近10枚組みシリーズだけでなくオペラの単発も出しています。



タワーレコードで見つけたこちら。


あの有名なフルトヴェングラーの「トリスタンとイゾルデ」です。
(あっ作曲者はワーグナーです。いけない、いけない。)
4枚組でなんと990円です。いろいろ話題のCDですので持っているのもいいかなと。
EMI・レーベルの録音で、あの大御所のウォルター・レッグがプロデュースしたものです。
話題とは(受け売りですが)
①スタジオ録音の嫌いなフルヴェンがあまり乗り気じゃなかった。で録音後も気に入らなかった。
 レッグともうまくいかなくなってきたし、もともとプロデューサーが大きな発言力を持つスタジオ録音が好きじゃない。
②ソプラノの名歌手フラグスタートが一番高い音が良く出ず一音(でもどこの部分か分かりません)だけ
 同じく名歌手のシュワルツコップ の声に変えられた。これがあってフラグスタートは引退を決意したとか。
シュワルツコップの旦那はレッグです。
昔からフルヴェンがスタジオ録音が嫌いなのは有名です。確かにライヴとスタジオはだいぶ違いますよね。
その点、同じ時代のトスカニーニとは違います。

このCDお値段チョーお徳、録音は1952年で結構いい音してます。
あの分厚いうねるような音が聞えてきます。フルヴェンのCDは初めて。
LP時代にチョコッともってました。(
後は借り物で済ませてきました。)

ところでトリスタンも初CD。ワーグナー私のブログのオランダ人以外はワルキューレ第1幕程度...。
聴こうと思うと、トリスタンの対訳欲しいぞって訳で、お馴染みのタワーレコードの「ビンテージ・コレクション」から こちら 
グッドールなんて指揮者知りませんでした。でもデッカ録音のデジタル録音で新しい。
いたるところにドイツ語版て書いてありますが、もともとドイツ語版じゃ?
この人なんとあの「リング」を英語版で録音しちゃったらしく、それで今度は本当の原語よって感じらしい。
このグッドールもスッキリした音でグット。(なんちゃって)

全曲聴いたかって?
まだ第1幕前奏曲をひたすら聴いてます...前途多難。(笑)
「トリスタンとイゾルデ」って愛のドラマです。聴いて思いっきり愛の世界に浸っちゃおう....。

 


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コメント 6

マダム・リー

このジャケットの挿絵、見たことある気が。
有名な挿絵家の絵ですよね・・・
トリスタンの頬骨の高さに見覚えがあります。
音楽と関係ないコメントですんません。
by マダム・リー (2008-02-08 07:07) 

e-g-g

「トリスタンとイゾルデ」、全曲盤は何も持ってないんですね〜
990円なら、買って損はない、、、
でも、いったい全曲を通して聞くチャンスなんか
巡って来るんでしょうかね。
by e-g-g (2008-02-09 20:00) 

daland

> Krause さん
nice ! ありがとうございます。
by daland (2008-02-11 15:22) 

daland

> xml_xsl さん
nice ! ありがとうございます。
by daland (2008-02-11 15:22) 

daland

> りーさん
こんにちは。コメントありがとうございました。
えっそうなんだぁ知りませんでした。
なんかみたことあるなぁ。なんて思いました。
このCDの不気味さを強調しているいいジャケットです。
by daland (2008-02-11 17:21) 

daland

> e-g-g さん
こんにちは。コメントありがとうございます。
思わず手を出してしまいました。
私も最後まで聴けるか不安です。
いまだに濃厚な前奏曲でてこずっています。
by daland (2008-02-11 17:23) 

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