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あきらめていたCDを見つけて狂喜する daland [音楽]

そんなに大げさなもんぢゃぁ無いんですが。
ずいぶん前にLPで持っていたアルバムがCDで再発されてました。
けっこうマイナーなジャズアルバムで絶対に再発はないと思ってました。
もう大感激 ! [わーい(嬉しい顔)]


なんと国内盤の廉価盤で1,000円盤です。
ヘレン・ウォードのヴォーカルとピーナッツ・ハッコーのバンドです。

アルバムタイトルが「ウィズ・ア・リトル・ビット・オブ・スウィング」と言います。
ヘレン・ウオードはベニー・グッドマンのバンドで歌ったことのある人。
大好きなペギー・リーの前のボーカルですね。
ピーナッツ・ハッコーも同じくベニー・グッドマンでクラリネット吹いてます。

ジャズバンドのイメージって、白黒映画に出てくるクラブでステージにはバント、フロアではダンス。
もう雰囲気最高です。
ブックレットの表と裏です。
RIMG1511.JPG

CDのケースの裏側です。ん~お洒落
雰囲気ありますよね。

RIMG1512.JPG

曲目は、
こちら
来日したこともあるようで、鈴木章治の鈴懸の径(すずかけのみち)なんて曲もあります。

このアルバムはこの曲が入っていたのでなにげなく買ったんです。
演奏家も全然知りませんでした。
「A Foggy Day」(アフォギーデイ) というあのガーシュインの名曲です。
最初に聴いたのがフランク・シナトラのアルバムです。
霧と言えばロンドンですね。

内容はこんな感じ(対訳をお借りします)
♪ A foggy day in London Town ♪ と歌いだします
(ロンドンの街の霧の深い一日が)
♪ Had me low and had me dawn ♪
(僕を滅入らせふさぎこませてしまっていた)

-途中省略-

♪ For, suddnenly,Isaw you there ♪
(突然、目の前に君がいるじゃない)
♪ And through foggy London Town ♪
♪ The sun was shining evrywhere ♪
(そして霧のロンドンの街のどこもかしこも太陽が輝いていたのさ)

といった感じで、出だし憂鬱に、最後は明るく終わります。
曲もアップテンポな曲でスイングしちゃいます。
このスイング感がご機嫌 !

面白いのがヘレン・ウォードがこの曲を歌いだす直前に何と「エヘン」としちゃいます。
CDではほとんど聞こえませんが、LPでははっきり聞こえました。
今みたいにつぎはぎの録音ではなく、一発録音なんでしょうね。
臨場感たっぷり。
ヘレン・ウォードはいかにも軽く歌いますが、実はしっかりとこぶし(?)も回ってます。(ペギー・リーも同じでした)
スイングしちゃいます。
このアルバム" レイジー "や" アイム・シューティング・ハイ " なんてご機嫌な曲もあります。
あそうそう、このCD1950年代のモノラル録音です。いい時代。
売れない限定盤ですので入手できるかは分かりません。
私はタワーのネットで見つけました。
お薦めします。

フランク・シナトラについてもご紹介したいのですが、長くなりますので次回に続きますね。


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コメント 11

e-g-g

>マイナーなジャズアルバムで絶対に再発はない、、、
こういうのが再発売されると、ほんと、嬉しいですね。
いったいどんな人が企画して発売までこぎつけたのか、
興味が湧きます。

ヘレン・ウォードもピーナッツ・ハッコーも
私はまったく知りませんけど、
なんだか良さそうですね。

で、続編のシナトラ、期待してます。
by e-g-g (2008-06-28 00:17) 

甘党大王

確かに(#^.^#)諦めかけていたものが見つかったら☆彡
嬉しさもウン倍ですね!(^^)!
実家の両親が音楽(ジャズ)が好きなので
チョット(^^ゞ知ったかして話してみようかな~♡
素敵なCDをプレゼント出来るくらいに、知識があると良いのですが(・.・;)
シナトラの話を始めると・・・父も長いです~(*^_^*)
by 甘党大王 (2008-06-28 10:45) 

masa

こうゆうのって嬉しいですよね〜♪
dalandさんの興奮ぶりが。。文章に出ていますよ(^^)/
A Foggy Day〜いい感じの歌詞です。
君が現れただけで人生までもが明るく、そして曲も明るく。。
って解りやすいです〜こうゆうの好きです。
まるで、ミュージカル映画を想像してしまいました。
dalandさんも歌いながら踊ってるんじゃないですかぁ〜?
by masa (2008-06-28 22:00) 

daland

> e-g-g さん
こんばんは。
私もこのLPで初めて知りました。
廉価盤だし、ジャッケットも素敵だったので買ってみたという感じです。
このシリーズはこの時代の女性ヴォーカルを集めたものです。
20タイトル、ほとんど知らない人ばかりです。
これ企画した人凄いと思います。まず売れないでしょうから。
本国でも売れないんじゃないかな。
日本のレコード会社もまだまだ見捨てたもんじゃありません。
by daland (2008-06-29 19:39) 

daland

> 甘党大王さん
こんばんは。
ほんとにCDで再発されているのを知った時は嬉しかったですね。
限定盤だったので、通販で到着するまで心配でした。
ご両親ともジャズのファンなんてステキですね。
なんという素晴らしい環境なんでしょう。
一度、父上に何かいいCDない ? って聞かれたらいかがですか。
喜んで教えてくれると思いますよ。


by daland (2008-06-29 19:45) 

daland

> masa さん
こんばんは。
時々、HMVやタワーのwebで検索していたんですが、見つけた時はびっくりしました。
ありえな~い。ですね。

masa さん。ピンポンです。
「A Foggy Day」はフレッド・アステアのミュージカルで歌われたんですね。
さすがです。
この時代の雰囲気って心が弾みます。
by daland (2008-06-29 19:53) 

daland

xml_xsl さん
nice ! ありがとうございます。
by daland (2008-06-29 19:56) 

masa

あら?当たっちゃいましたね〜(マグレです)
どの映画かしら?
アステアのミュージカル映画は大好きだから
知らない間に見てるかもしれませんね〜♪

by masa (2008-06-30 21:07) 

daland

> masa さん
解説書によると1937年にガーシュインが作曲したその年にフレッド・アステアの「踊る騎士」の主題歌として紹介されたようですよ。
そう言えば、ミュージカルの曲ってジャズによく使われますよね。
さすがmasa さんです。
by daland (2008-06-30 22:49) 

木曽のあばら屋

こんにちは。
実はこのシリーズ、20枚まとめてエイヤ!と買っちゃったのが私です。
1枚1000円だから出来たことですが。
単に美女に弱いだけ、という声もあります。
収録時間が30分程度と短いものが多いですが、
かえって聴き易いです。
by 木曽のあばら屋 (2008-07-01 20:51) 

daland

> 木曽のあばら屋さん
こんにちは。
20枚全部は凄い !
20枚のうち名前を聞いたことがあるのが3人でした。
もちろん歌も聴いたことありません。
でも美人ばかりです。 (笑)
当時のアイドル歌手ですものね。
よくぞ日本のレコード会社が出したなぁと感心します。
もうこのCDが再発されることはないでしょうね。
貴重品です。


by daland (2008-07-03 13:12) 

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