いいですね浮世絵。 [美術館めぐり]
昨日は関東地方が前代未聞の大雪で大変なことになりました。
お天気の回復した今日も陸の孤島状態が続いています。
今、関東では浮世絵の展覧会がなんと2箇所で開催されています。
まずは、両国の江戸東京博物館での「大浮世絵展」
浮世絵は、やはり江戸東京博物館です。340点のもの展示があります。
海外からの出展もあります。(ほんとに沢山、海外に流出してるんですね)
この展覧会は、タイトルの通り、沢山の浮世絵師と有名な浮世絵を展示しています。
なので見ごたえあります。
今回の展覧会、前売券におまけがついていました。
左がネットから購入するともらえる、骸骨のストラップ。
右は、江戸東京博物館の窓口で前売券を購入した場合にもらえる、
立版古のうなぎです。
立版古って、紙で出来た立体画ですね。
(これはショップで売っていました)
ほんとにお得な前売券でした。
この展覧会、ショップで売っているグッズも充実しています。
購入したのは、浮世絵のしおりです。
展覧会の図録。
左が「大浮世絵展」の図録です。なんと360ページにもなる力作。
さてもう一つの浮世絵の展覧会は、ローカル美術館の千葉市立美術館です。
右の図録。
タイトルは、「江戸の面影(浮世絵は何を描いてきたのか)」です。
千葉市立美術館は、浮世絵のコレクションを多数持っていて、展覧会をよくやります。
今回の展覧会は、主題が明確になっていて面白いです。
タイトルを紹介しますね。
プロローグ:江戸の繁栄
第一章:吉原の粋
第二章:江戸の盛り場
第三章:江戸娘の闊達さ
第四章:歌舞伎への熱狂と団十郎贔屓
第五章:江戸っ子の好奇心
第六章:愛しき日常と子供のパラダイス
第七章:花を愛でる人々
第八章:富士の絶景
エピローグ:江戸の面影
270点の展示をこれらのコーナーに分けて、江戸の風俗や景色を見せてくれます。
「吉原の粋」はもちろん美人画が沢山あってドキドキしちゃいます。
今、2ヶ所の展覧会で浮世絵を満喫出来ます。
なので同じタイトルの違う刷りの浮世絵が見れるんですね。
葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」なんか2枚見ると思わず感激しちゃいます。
好きな浮世絵師は、独特な作風の鈴木春信、鳥居清長、美人画では喜多川歌麿。
葛飾北斎、歌川広重、最近注目している渓斎英泉などなど。
「大浮世絵」は、3月2日まで、その後名古屋市博物館、山口県立美術館を巡回します。
「江戸の面影」も3月2日までです。
ぜひ浮世絵を楽しんで下さいね。でわでわ
あっ展覧会の込み具合ですね。
「大浮世絵展」は平日にも係わらず大混雑。列が三重になっていました。
「江戸の面影」は貸切状態で、じっくり見れるのでお勧めです。
> ヒロノミンV さん
nice ! ありがとうございます。
by daland (2014-02-12 22:12)
> makimaki さん
nice ! ありがとうございます。
by daland (2014-02-12 22:13)
> e-g-g さん
nice ! ありがとうございます。
by daland (2014-04-02 22:20)