SSブログ

いいですね浮世絵。 [美術館めぐり]

昨日は関東地方が前代未聞の大雪で大変なことになりました。
お天気の回復した今日も陸の孤島状態が続いています。

今、関東では浮世絵の展覧会がなんと2箇所で開催されています。

まずは、両国の江戸東京博物館での「大浮世絵展
浮世絵は、やはり江戸東京博物館です。340点のもの展示があります。
海外からの出展もあります。(ほんとに沢山、海外に流出してるんですね)

この展覧会は、タイトルの通り、沢山の浮世絵師と有名な浮世絵を展示しています。
なので見ごたえあります。

今回の展覧会、前売券におまけがついていました。
左がネットから購入するともらえる、骸骨のストラップ。
右は、江戸東京博物館の窓口で前売券を購入した場合にもらえる、
立版古のうなぎです。
立版古って、紙で出来た立体画ですね。
(これはショップで売っていました)
ほんとにお得な前売券でした。

  DSC_0021.jpg
 

この展覧会、ショップで売っているグッズも充実しています。
購入したのは、浮世絵のしおりです。

  DSC_0022.jpg

展覧会の図録。
左が「大浮世絵展」の図録です。なんと360ページにもなる力作。

さてもう一つの浮世絵の展覧会は、ローカル美術館の千葉市立美術館です。
右の図録。
タイトルは、「江戸の面影(浮世絵は何を描いてきたのか)」です。

     無題.png

千葉市立美術館は、浮世絵のコレクションを多数持っていて、展覧会をよくやります。

  DSC_0018.jpg

今回の展覧会は、主題が明確になっていて面白いです。
タイトルを紹介しますね。 

プロローグ:江戸の繁栄
第一章:吉原の粋
第二章:江戸の盛り場
第三章:江戸娘の闊達さ
第四章:歌舞伎への熱狂と団十郎贔屓
第五章:江戸っ子の好奇心
第六章:愛しき日常と子供のパラダイス
第七章:花を愛でる人々
第八章:富士の絶景
エピローグ:江戸の面影

270点の展示をこれらのコーナーに分けて、江戸の風俗や景色を見せてくれます。
「吉原の粋」はもちろん美人画が沢山あってドキドキしちゃいます。

今、2ヶ所の展覧会で浮世絵を満喫出来ます。
なので同じタイトルの違う刷りの浮世絵が見れるんですね。
葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」なんか2枚見ると思わず感激しちゃいます。

好きな浮世絵師は、独特な作風の鈴木春信、鳥居清長、美人画では喜多川歌麿。
葛飾北斎、歌川広重、最近注目している渓斎英泉などなど。

「大浮世絵」は、3月2日まで、その後名古屋市博物館、山口県立美術館を巡回します。

「江戸の面影」も3月2日までです。

ぜひ浮世絵を楽しんで下さいね。でわでわ

あっ展覧会の込み具合ですね。
「大浮世絵展」は平日にも係わらず大混雑。列が三重になっていました。
「江戸の面影」は貸切状態で、じっくり見れるのでお勧めです。
  


nice!(3)  コメント(3) 
共通テーマ:アート

nice! 3

コメント 3

daland

> ヒロノミンV さん
nice ! ありがとうございます。
by daland (2014-02-12 22:12) 

daland

> makimaki さん
nice ! ありがとうございます。
by daland (2014-02-12 22:13) 

daland

> e-g-g さん
nice ! ありがとうございます。
by daland (2014-04-02 22:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。