外山雄三 「ラプソディ」 [音楽]
久し振りのクラシックCDのエントリーです。でもちょっと異色な曲を。
外山雄三さんの「管弦楽のためのラプソディ」、ラプソディで通じますね。
この曲、けっこう皆さん知ってます。というか知ってる曲が沢山出てくる。
外山雄三さん、今でもバリバリの現役で作曲家&指揮者です。
NHK響のヨーロツパツァーの際にアンコールピースとして作曲されたそうです。まあこれだけ日本っぽい曲は無いですね。
最近は、あまり評価の高い曲ではなくなってしまった感じがします。「外人受けする、日本の有名な曲をつなげただけだ」と。
私は、オーケストレーションも素晴らしく、曲が次々に出てくる感じがすっごく自然! この曲好きですねぇ。
「あんたがたどこさ」→「ソーラン節」→「炭坑節」→「串本節」→「追分節」→フィナーレは、「八木節」です。
日本の打楽器も多数出演、拍子木、団扇太鼓、締太鼓、チャンチキ等。あと掛け声も。(解説書より)
この曲、7分程度の短い曲ですが、聴き処は、「静寂」...鈴が静かに鳴らされフルートのソロがどこからとも無く聴こえて来ます。(まるで地の底から響く感じ)そして日本の心を歌います。信州の馬子唄「追分節」です。
ここはいつ聴いても感動的です。しんみりしたい時は、このところをじっくりと聴いてください。
以前、学生オケで最高のフルート聴きました。このCDより旨かった。思わずジーンとしてしまいました。
疲れて元気が欲しいときは、フィナーレの「八木節」です。このフィナーレでワクワクしない日本人は、いないと思います。
演奏も日本のオケじゃないとダメでしょうね。
このCDは、ナクソスの日本人作曲家シリーズで最初のCDですね。値段も手頃で録音も良くお薦めです。
日本の曲です。
このシリーズ、リーズナブルで質も良くていいですよね。といっても、iTuneでダウンロードしたんですが。w
by Sonia-RK (2007-06-22 01:32)
>Sonia-RKさん
こちらにもnice!とコメントありがとうございます。
この日本人作曲家のシリーズいろいろと出ていますが、どうも怪しいもありそうで何を聴いたらいいのか迷います。
それにしても、もうCDを買いに行く時代じゃないんですね。
iTuneでプイッとダウンロード出来ちゃうんですね。恐るべし。
by daland (2007-06-24 21:16)