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レオナール・フジタ(藤田嗣治)展。 [美術館めぐり]

さて今日は、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の展覧会
10月14日(月)までの開催ですのでご紹介しますね。
フジタは、戦争を挟んで、フランスで創作活動をした画家です。

教科書で見たことがある程度でした。
今回の展覧会に合わせて、TVで紹介されました。
これがフジタの凄さを紹介していましたので、ぜひ見なくちゃということで。

展覧会のチラシ、豪華です。見開きのチラシ。
フジタの自画像。

  sc0000.jpg

「誕生日」フジタの代表作。
この作品、子供達それぞれの表情が楽しいです。コーヒーをこぼしちゃってる子も。
正面が誕生日を向かえた子です。全員が主役。

  sc-1.jpg

フジタはなんと激動の人生を送ったのでしょう。
戦争という悲劇の影響を受けています。
さらに戦争のため帰国し、戦争がを書いたのですが、戦争が終わったあと。
なんと戦争責任を取らされるのですね。
フジタへの嫉妬やネタミがあったのでしょうか。

フジタは、フランスへ帰ります。もう日本は故郷ではないと。
でも、フランスへ帰った事であの素晴らしい作品が生まれたのですね。

今回の展覧会は、ポーラ美術館の収蔵品がほとんどです。
ポーラ美術館は、世界でも有数のフジタのコレクションの美術館なんですね。
ポーラ美術館は、とても雰囲気のいい美術館です。箱根にあるというのもいいですね。
何回か行っていますが、フジタ作品知りませんでした。

ポーラ美術館のフジタ作品のほとんどが展覧会にきているので、空っぽです。
でもさすがです。新規に購入の作品2点が公開されています。
先日、箱根に行きましたので、見てきました。箱根の珍道中は、また後日(笑)

こちらが、展覧会の図録。
展覧会の図録は基本買いません。高いのが一番の理由。
でも今回は、またゆっくり見直したいので購入しました。

  P1000519.JPG

今回の展覧会の展覧会には、写真家の土門拳の写真が沢山展示されています。
貴重な写真が沢山あります。
なんとフジタのあの乳白色の秘密が映り込んでいたのです。
(ぜひ展覧会でご覧下さいね)

展覧会もう見所満載で、展示の作品の多い事。
今回の注目は、「小さな職人たち」の連作。
15センチ四方のファイバーボードに子供たちが描かれています。
職人たちの仕事を描いているのです。全部子供たちで描かれています。
何で子供たちで?....

図録に今回の「小さな職人たち」が載っています。
なので図録を購入しました。
後で楽しく見ることにしましょう。

  P1000520.JPG

お土産です。(笑)
「小さな職人たち」のシールと栞。いいでしょ。

  P1000522.JPG

フジタは、作風をどんどん変えて行きます。
でもそれぞれの作風が素敵なのですね。
そして、それらは素晴らしいテクニックが基本にあるのです。

フジタが生涯大切にしていた、パリで最初に書いた風景画。
珍しい、宗教画も味わいがあります。

ウンチクが長くなりました。
どうか生で見て下さい。(笑)色彩が素晴らしいので、ぜひ。

さて図録を見ながらお酒を頂きましょう。ワインでなく日本酒がいいですね。

でわでわ。


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としゆき

ご無沙汰してます。フジタ展、終わってしまいましたが、金沢巡回のときに見ました。芸風が幅広いんですね。感じ入ってしまいました。
by としゆき (2013-10-19 11:17) 

daland

> としゆきさん
コメントありがとうございます。
こちらこそご無沙汰しております。

フジタ展は金沢から始まったんですね。
展覧会を見てるとどんどん芸風が変わっていくんですね。
それにフジタは抜群のテクニックを持っています。

とても面白く観ました。
by daland (2013-10-20 09:19) 

daland

> ヒロノミンV さん
nice ! ありがとうございます。
by daland (2014-02-12 22:15) 

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